━━━考察━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

沢尻エリカが更にデカイ絵を描いている!」という説があります。『パッチギ!』の主演女優オーディションの際“日本映画を変えたい!”と言い放ち、井筒監督の度肝を抜いたそうです。沢尻はフランス人の血を受け継ぎ外からの日本を見る目と一つの映画で韓国語、関西弁、フルート演奏に初挑戦してすべてクリアでほとんどNGもないといった天才肌の持ち主。もしかしたらクローズド・ノートの記者会見でも行定監督監督へのメッセージじゃなかったのかなと。『OPEN HOUSE』、『ひまわり』(第5回釜山国際映画祭批評家連盟賞)、『GO』(第25回日本アカデミー賞作品賞・最優秀主演男優賞・最優秀助演男優賞・最優秀助演女優賞)だけの良い作品を残しているのにセカチューとか今回の作品で金に走っている監督や日本の映画産業への警告だと思いました。もう一度原点に振り返ってみる必要があるかもしれませんね。