11月30日6時30分配信 オリコン



ニューシングル「Destination Nowhere」を11月28日(水)にリリースした沢尻エリカの音楽活動での別名義ERIKAが、このほどoricon style誌の独占インタビューで音楽活動、話題の新曲の全貌について語った。今のところ時期は未定だが、期待される初ライブについても「早く人前で歌いたい、そこで何が表現できるのかに興味がある」と強い意欲を見せた。同作には、女性アーティスト史上初の「デビューから3作連続首位」の記録がかかっており、こちらの記録達成も注目される。

ERIKAの別ショット/ERIKAが飾るoricon style 12/10号

 1stシングルのリリース後、次の曲を探しているときにこの曲と出会い、デモを最初に聴いた瞬間、ERIKAは直感的に“これを歌いたい”と感じたという。タイトルの「Destination Nowhere」とは“目的地なんてどこにもない”という意味。曲に込められた意志、メッセージ性を象徴するこの言葉にもインパクトがある。「(タイトルは)わりと早い段階からあったんですよ。仮タイトルがそのまま活かされたっていう。でも、すごく気に入ってますね。響きもいいし、歌詞全体を通して、ふさわしい言葉だと思うので」。

 歌詞のイメージはどこから生まれたのだろうか? 「歌詞を考えている段階で、砂漠に行ったんですね。そこで感じたものが入っているというか、日本に帰ってきてから、歌詞を作り直したんです。砂漠って、見渡す限り、まったく何もないんです。とにかく空がものすごくキレイで、朝焼けだとか夕焼けを見ていると、グラデーションが少しずつ濃くなっていって、だんだん空の色が変わってくるんですよ。時が経つのを忘れてじっと見てましたね、その光景を」。


ニューシングル「Destination Nowhere」を11月28日(水)にリリースしたERIKA(Photo/増田勝行(SIGNO))